変形性股関節症

40代女性

10年前から股関節が痛く、8年前に整形外科で変形性股関節症と診断された。整形外科では手術を勧められた。

日常生活では、歩行時と立ち座りの時に特に股関節と膝に痛みが出て、手術ではなく緩和できる手段を探し来院。

当院では、関節のバランスの崩れから可動域の低減や関節面の潤滑がうまくできていないことにより、姿勢が崩れ関節やその周辺の筋肉に痛みをきたしていると考え、股関節や骨盤などの骨格改善と筋緊張緩和を目的として施術を開始した。

施術内容は、筋緊張緩和には筋肉調整・運動療法、骨格改善には骨盤矯正、インナーマッスルで姿勢をキープするためにEMSを行っている。

週2回通院を目安に施術を開始。

初回の施術後は歩き方が少し安定し、痛みとしては2割程度減少した。

10回目の施術時点では痛みの度合いは最初に比べ、4割程度減少。日常生活時の痛みや動作が楽になってきた。

20回の施術時点では、最初に比べ痛みは7割程度減少、日常生活時の痛みの出る頻度がだいぶ少なくなってきた。

院内での施術のほか、自宅でのケアとしてアイシング指導や骨格を整える体操指導なども行った。

患者さんの感想

8年前に変形性股関節症との診断、手術を勧められたのですが、なるべく手術はしたくなかったので、手術せずに緩和できるところを探していました。現状の説明をしてもらい、施術を受けました。期待をしつつ変わらないかもとも思っていたので、1回目でちゃんと変化が感じられ希望がみえ、嬉しかったです。骨の形が変わらなくても、身体の使い方や姿勢で変わっていくもんだなと実感し、これ以上悪くならないように良い状態をキープできるようにしていけたら良いと思います。

三条名倉堂鍼灸整骨院